海にマルガモ
2016年 01月 30日
慌てて帰って、覗いてみると・・・・
カルガモだろか??
30mくらい沖のボバ(ホンダワラ)の辺りまで離れていく。
帰って調べてみる。
やっぱりカルガモだよな?
でも嘴が付け根まで橙黄色のもおるよな。
マガモの♀だろか??
でもそもそも淡水ガモが海に浮かぶことがあるだろか???
・・・?マークがいっぱいになったら・・・
三瓶自然館の鳥の先生^^
電話してみると:
「河川が近くにあるような海であれば、淡水ガモが泳ぐことはありえます。」
特徴を話すと:
「送ってみてください。写真鑑定をしますよ^^」
・・で、3枚送信
返信で:
『カルガモではありませんね。
マガモのメスの特徴が出ています。
しかし、005の画像の個体はカルガモみたいな
顔つきもしているので、もしかしたら俗に言う
「マルガモ」というやつかもしれません。
つまり、マガモ×カルガモの雑種です。
さらに、もしかしたらアイガモ(アヒルとの雑種)の
可能性もあるかもしれません。』
更に追記で:
『ふつう種間の交雑はおこらないとされているのですが、
カモのAnas属(マガモ属)に関しては、よくあります。
「マルガモ」というのは俗称で、図鑑には掲載されていません。
しかし、ネットで検索すると多くの交雑パターンの画像が
掲載されているので、参考になると思います。
アイガモは、アヒルとマガモの雑種ですが、
雑種になると飛翔力を獲得して、飛翔に必要な筋肉を備え、
風切羽もしっかり伸長する個体が出ます。
また、アイガモ農法で飼われている個体も、風切羽を
切ってあるから飛翔しないだけで、換羽期を越えてしまうと
新しい風切羽が生えてきて飛翔できるようになる個体もあります。
せっかく有機的農法として、アイガモを活用しても
換羽期以降を放置してしまえば、野に放たれてしまい
野良合鴨となってしまい、交雑してしまう可能性が高いのです。
アヒルは、基本的にマガモを家禽化した物です。
家禽として飼われているアヒルは、飛翔能力が退化していますが、
放し飼いのような環境になると、それなりに飛翔可能な個体も
出てきます。しかし、海を越えるような遠距離の飛翔は、しません。』
hoshino先生、ありがとうございました。
とってもよく解りました。
ネットで「マルガモ」を検索すると・・・
いっぱい出てました。
アヒルそっくりのアイガモまで。
コブハクチョウの生れの果て・・・みたいなもんかもなぁ。
ごきげんよう さようなら。
そうではなかったようです。
カモの世界も雑種が多くなっているようです。
いずれ日本人も純粋な日本人が少なくなるような気がします。
tombeeさんもいつかはタカを産むのでしょうね。
その場合は「トンタカ」でしょうか?
うちの近くの秋津川には カルガモとアヒル(アイガモ)が一緒に
泳いでいます
そしてカルガモは 夏もそのままいるのが 増えました
なんだか近い将来 こちらにもマルガモが出てきそうな気がします
Tombee氏の解説を、何度も読んで納得しました。
交配するチャンスは沢山あるんでしょうね。
雑種は動物でも、可愛くて逞しいです。
マルガモ農法は、一度で野に放つたれるんですか。
勿体無いなぁ~
松江に来るのは、コハクチョウと思い込んでましたが。
オオハクチョウなんですか?
マルガモ・・誰かが付けた俗称だそうです。
正式な名前はなく、交雑種が正式名なんでしょうね。
人間の世界も同じ。交雑の方が身体能力も高いですね。
トンタカ・・弱そうな名前。とんまそうな名前ですね。。
マルガモ・・tombeeも初めてでした。
先生に画像送らなかったら、変わったカルガモだったでしょうね。
田圃に使うのはマルガモじゃなくて、アイガモですよ。
アイガモも飛ぶんですね。知らなかった。
風切羽を毎年切らなきゃ逃げ出すってことなんです。
コブハクチョウのように・・・。
松江に来るハクチョウはコハクチョウとオオハクチョウ、どちらも飛来しています。
コハクチョウが多いでしょう。
写真鑑定がなければ・・疑問を残しながら・・・
海のカルガモで通してたかも。
またまた初めての言葉・・バルバ(把握器)
検索すると・・昆虫の生殖器の一部の器官を指すしょうですね。
つまり・・ピンとグンはサイズが違うのか、
構造が違うのかで合体できないってことなんでしょうか?