三瓶上山・岩根が滝
2015年 09月 07日
上山本宮神社から千原温泉・沢谷に至る谷筋に・・・
滝の轟音がしていて、大きな滝があるのは知っていたが・・・
上山6人のサムライ達が立ちあがり・・・・
道を開き、観光資源にと・・・
その下見と云うので、特別参加させていただいた。
覆われた樹木で全く見えなかったこの滝・・・
この急斜面の木を伐採しちゃったげな^^
油断すると滑落するほどの、新しく開かれた道と思しき藪の中を・・・
木を掴みながら下りる・下りる。
危な過ぎて・・・沢に下りるまで写真なし。。
秋の滝初老集ふて藪を漕ぐ 歩地爺
蟹の横這いで移動
下段の滝
沢を渡って左岸に移動
滝に沿って藪の中を這い上がる^^
どれが中段の滝でどれが本命の岩根の滝だら・・・
写真じゃよう解りませんから一挙に載せます。
落差は二十数メートルあるらしい。
我が久手町の清瀧とどっこいどっこい^^
水量や轟音は、岩根が滝が上。
狩子てて・・勢子のことだげな。
勢子てて・・・『勢子(せこ、せご)とは、狩猟を行う時に、山野の野生動物を追い出したり、射手(待子:まちこ、立間:たつま)のいる方向に追い込んだりする役割の人を指す。かりこ(狩子、狩り子)、列卒ともいう。』だげな。
その昔・・・記録があるから明治時代?
この沢で猪狩りをしてた狩子100人が雪崩に巻き込まれ、生き残ったのは一人だけだったげな。
金屋子神社・・・この辺りも鈩製鉄が盛んだったところ。
サムライ達が子供のころは200軒の集落だった上山・・
本宮神社のお祭りも盛大だったとか・・・。
今は十数軒??
ごきげんよう さようなら。
うまく道路を造ってハイキングコースにすれば
よいコースになると思います。
いいですねぇ。三瓶上山のサムライ達が
秘境岩根が滝の復活隊ですか。やるもんですねェ。
そのサムライ根性って、日本人の誇りですね。
そうそう。
☆ 蜂となり 蜜を吸ひたし 松虫草 (お頂戴いたします。)
実は、ひょんなことで飯塚市の「伊藤伝右衛門邸」に行き、
「白蓮」の一句に魅かれました。
☆ 朝化粧(あさけはひ) 五月となれば 京紅の
青も光も なつかしきかな 白蓮
☆ わが夢の あをばわかばに とけ入りて
かろきこころの 朝ばらけかな 白蓮
ごきげんよう。
上山のサムライ・・大きく括ると三瓶のサムライです^^
岩根が滝に寄せる熱い思いがひしひしと伝わってきました。
転げ落ちそうな斜面の木々を伐採して道路から見えるようにしたことに
まずびっくでした。
ジグザグに鍬で切ったような跡の地面。
今回も鉈や鋸を携えての藪漕ぎでした。
飯塚の伝右衛門邸に行かれたんですね。
さすがは白蓮さん。うならせるような歌を詠んだんですね。
仲間由紀恵さんの顔が頭をよぎってます^^
この山が大好きなんですね。
黍生山も20年近く前皆で山頂の大木を何十本も切って、
昔の姿に戻しました。
一番大変なのは地主さんの理解を得る事でした。
そうなんですか。
黍生山もサムライたちの熱い思いで再び日を見た山なんですね。
上山のサムライ達も熱く燃えていましたよ。
ここは誰の山なんでしょう?
そんな話は出ませんでした。
今度聞いておきましょう。