海にマルガモ

海にカモらしき影が三羽・・・。
慌てて帰って、覗いてみると・・・・
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なんだぁ??
カルガモだろか??


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最初は岸辺10m位なところに居たんだけど・・
30mくらい沖のボバ(ホンダワラ)の辺りまで離れていく。

帰って調べてみる。

やっぱりカルガモだよな?
でも嘴が付け根まで橙黄色のもおるよな。
マガモの♀だろか??
でもそもそも淡水ガモが海に浮かぶことがあるだろか???

・・・?マークがいっぱいになったら・・・
三瓶自然館の鳥の先生^^

電話してみると:
 「河川が近くにあるような海であれば、淡水ガモが泳ぐことはありえます。」
特徴を話すと:
 「送ってみてください。写真鑑定をしますよ^^」
・・で、3枚送信

返信で:
 『カルガモではありませんね。
 マガモのメスの特徴が出ています。
 しかし、005の画像の個体はカルガモみたいな
 顔つきもしているので、もしかしたら俗に言う
 「マルガモ」というやつかもしれません。
 つまり、マガモ×カルガモの雑種です。
 さらに、もしかしたらアイガモ(アヒルとの雑種)の
 可能性もあるかもしれません。』

更に追記で:
 『ふつう種間の交雑はおこらないとされているのですが、
 カモのAnas属(マガモ属)に関しては、よくあります。

 「マルガモ」というのは俗称で、図鑑には掲載されていません。
 しかし、ネットで検索すると多くの交雑パターンの画像が
 掲載されているので、参考になると思います。

  アイガモは、アヒルとマガモの雑種ですが、
 雑種になると飛翔力を獲得して、飛翔に必要な筋肉を備え、
 風切羽もしっかり伸長する個体が出ます。
  また、アイガモ農法で飼われている個体も、風切羽を
 切ってあるから飛翔しないだけで、換羽期を越えてしまうと
 新しい風切羽が生えてきて飛翔できるようになる個体もあります。
  せっかく有機的農法として、アイガモを活用しても
 換羽期以降を放置してしまえば、野に放たれてしまい
 野良合鴨となってしまい、交雑してしまう可能性が高いのです。
  アヒルは、基本的にマガモを家禽化した物です。
 家禽として飼われているアヒルは、飛翔能力が退化していますが、
 放し飼いのような環境になると、それなりに飛翔可能な個体も
 出てきます。しかし、海を越えるような遠距離の飛翔は、しません。』

hoshino先生、ありがとうございました。
とってもよく解りました。

ネットで「マルガモ」を検索すると・・・
いっぱい出てました。
アヒルそっくりのアイガモまで。
コブハクチョウの生れの果て・・・みたいなもんかもなぁ。


ごきげんよう さようなら。
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by tombee-yanaze | 2016-01-30 05:56 | | Comments(9)

Commented by 山小屋 at 2016-01-30 08:42 x
題名に「マルガモ」とあったので、間違いかと思ったら
そうではなかったようです。
カモの世界も雑種が多くなっているようです。
いずれ日本人も純粋な日本人が少なくなるような気がします。
tombeeさんもいつかはタカを産むのでしょうね。
その場合は「トンタカ」でしょうか?
Commented by のけぼし at 2016-01-30 11:17 x
マルガモ あるんですね
うちの近くの秋津川には カルガモとアヒル(アイガモ)が一緒に
泳いでいます
そしてカルガモは 夏もそのままいるのが 増えました

なんだか近い将来 こちらにもマルガモが出てきそうな気がします
Commented by だんだん at 2016-01-30 15:11 x
マルガモ、初めての名前です。
Tombee氏の解説を、何度も読んで納得しました。
交配するチャンスは沢山あるんでしょうね。
雑種は動物でも、可愛くて逞しいです。
マルガモ農法は、一度で野に放つたれるんですか。
勿体無いなぁ~

松江に来るのは、コハクチョウと思い込んでましたが。
オオハクチョウなんですか?
Commented by 村夫子BUN at 2016-01-31 00:49 x
奇妙な嘴ですねえ!
根元が黄色く無かったらカルガモで通っちゃいますね。
因みにクロスズメバチ(ピン)とシダクロスズメバチ(グン)は交雑しません。
バルバ(把握器)が違うんです。
Commented by tombee-yanaze at 2016-01-31 04:19
◎山小屋さん
マルガモ・・誰かが付けた俗称だそうです。
正式な名前はなく、交雑種が正式名なんでしょうね。
人間の世界も同じ。交雑の方が身体能力も高いですね。
トンタカ・・弱そうな名前。とんまそうな名前ですね。。
Commented by tombee-yanaze at 2016-01-31 04:22
◎のけぼしさん
マルガモでネット検索したら、いっぱい出ましたよ。
カルガモも・・餌があれば遠い過酷な旅をする必要がないですからね。
でも・・マルガモは渡りはしてるんじゃないですかね。
Commented by tombee-yanaze at 2016-01-31 04:29
◎だんだんさま
マルガモ・・tombeeも初めてでした。
先生に画像送らなかったら、変わったカルガモだったでしょうね。
田圃に使うのはマルガモじゃなくて、アイガモですよ。
アイガモも飛ぶんですね。知らなかった。
風切羽を毎年切らなきゃ逃げ出すってことなんです。
コブハクチョウのように・・・。
松江に来るハクチョウはコハクチョウとオオハクチョウ、どちらも飛来しています。
コハクチョウが多いでしょう。
Commented by tombee-yanaze at 2016-01-31 04:34
◎村夫子BUNさん
写真鑑定がなければ・・疑問を残しながら・・・
海のカルガモで通してたかも。
またまた初めての言葉・・バルバ(把握器)
検索すると・・昆虫の生殖器の一部の器官を指すしょうですね。
つまり・・ピンとグンはサイズが違うのか、
構造が違うのかで合体できないってことなんでしょうか?
Commented by さんきら at 2016-02-01 11:48 x
羽をみるとこちらにも飛来して来るカルガモかと思ったら、嘴が違うね~
「マルガモ」ですか・・・
勉強になりますね

交配、、確かに不思議ではないですね^^

忘れない様にしなきゃ(^^;